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 HOME > 海外ニュース > 異種間臓器移植が人間に強いる犠牲  
 

海外ニュース

異種間臓器移植が人間に強いる犠牲

AVA-net News No.90 (2002.1-2)
翻訳:宮路

 今春、カナダのトロントでは異種間臓器移植に関する一般市民参加のフォーラムが行われた。これはカナダが国家として異種間臓器移植を推し進めていくどうかをはかるために全国6ヶ所で開催したフォーラムのひとつ。

 政府の公衆衛生機関ヘルスカナダから委託され、カナダ公衆衛生協会と共にこのフォーラムを企画したトロント総合病院の心臓専門医へザー・ロス博士は、動物の臓器を移植することで手術を受けた人は寿命を延ばすことができるかもしれないが、基本的人権に関する大幅な制限を受けるという高い代償、そして術後は移植された臓器から元の動物が保持していた病気に感染する可能性もあるので、これが他の人に感染するのを予防するために、一生涯厳しい管理のもとに置かれることを覚悟する必要があると述べている。

 具体的には、

  • 居住している地域、または国外へ旅行しない、
  • DNAの遺伝を防ぐために子供を持たない、
  • 性行為の際には感染予防措置を取り、性的関係にある相手については全員当局に通知する、
  • 科学者による血液や組織のモニタリング、
  • 死亡時における検死の義務、
  • 伝染病が発生した際の強制隔離、

などといった制限が考えられる。

 移植用に特に遺伝子操作されたブタは繁殖も容易で臓器のサイズが人間に適しているし、霊長類と比較すると人に病気を移す可能性も低いので、臓器移植用には最適とされている。しかし、そのようなブタを使用した際でも様々なリスクがあり、その中には人獣共通感染症という動物から人間へうつる共通の感染症も含まれ、これは感染者からさらに他の人に感染する可能性もある。

(The Toronto Star)

 

 

 
 
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